ユーフォ本編を知らない人が観た、リズと青い鳥の感想

※ネタバレ部分は折りたたんでおくので、これから視聴予定の方も安心して読んでください。

リズと青い鳥を観てきました。

結論から書きます。できるだけ前情報無しで見てください。ユーフォ本編知らなくても大丈夫です。まだの人は、本編観てない方が良いと思います。そして、もうこのブログを書く頃には遅いかもしれませんが、可能であれば劇場の音響で視聴してください。円盤が出てから観る方は、できるだけ良い音響で視聴してください。

万人に勧めたいか?といえばNOになります。感情移入しやすい方、心理描写が好きな方、可愛い女の子の青春が好きな方にはぜひ勧めたいです。濃厚なわかりやすいストーリーだとかサクセスストーリーだとかスカッとしたいとか、恋愛(百合)を期待するとか、そういう方にはお勧めしません。

ポスカを貰えました。きれいで素敵なイラストです。(スキャンするとまずそうなので、あえて写真にしました)

さてまずはネタバレ無しの感想から。

事前になんとなく仕入れていた情報では百合映画?ユーフォ知らないし、どうなのかなあ…京アニだから仕上がりはいいだろう…程度に思っていましたが、予想をいい意味で裏切る、とんでもない作品でした。

この映画は、セリフは少なく、動きも少なく、ストーリーも濃厚な映画ではありません。女子高生のリアルな青春のワンシーンを切り取って映画にしたものと言えます。その中に、「リズと青い鳥」という童話を劇中劇として差し込んで行くストーリー展開になります。「リズと青い鳥」をテーマとした楽曲を、主人公のみぞれ(オーボエ)と希美(フルート)を中心として吹奏学部で演奏する、というストーリーです。

しかし、ここに山田尚子監督のセンスと、京アニの技術をこれでもか!というばかりに情報量を詰め込んだ映画として仕上がっており、圧倒されました。登場人物の細かい仕草や表情、息づかい、セリフの間合い、背景の描写、劇伴や効果音(これが不思議と一体化されている)、演奏シーン…すべてのシーンが複雑ながらも綿密に組み立てています。とにかく、情報量がすごいのです。友人なども何度も視聴したそうですが、1回観ただけでは気づかないような細かい表現が散りばめられています。ストーリーを知った上でもう一度観ると、また違った発見があると思います。

そういうものを見ていると、主人公のみぞれと希美に感情移入していく作りになっています。そして泣きました。泣いた理由は、ストーリーの根幹に触れるのでネタバレのところに書きます。

ストーリー面は、ネタバレに触れない程度に書くと、女子高生の友人関係にありがちな悩みが割と生々しく描かれていると思います。主人公2人の性格は、ユーフォ観てなくても序盤数分で理解でき、そこが今回のストーリーのポイントになります。

音楽や劇伴について。ユーフォのスピンオフなので、演奏シーンがあります。ネタバレに詳しく書きますが、本当に素晴らしいです。私は吹奏楽には明るくないのですが、そのような私でも鳥肌が立ちます。圧倒されます。劇伴は、前述の通り効果音と演奏が一体化した不思議な仕上がりになっています。どちらも聴き返したくなったので、サントラ買いました。最後にAmazonのリンク貼っておきます。

キャラクターについて。アニメだからというのはありますが、みぞれがとても美人に描かれているので見惚れてしまいます。引っ込み思案なところが、私もそうなので共感できます。もうひとりの主人公の希美は、私は好みのタイプではなかったのですが、とてもいいキャラクターだと思いました。ユーフォ本編のキャラが脇役とし出てきますが、みんな魅力的なので本編も観てみたいと思いました。童話に出てくる青い髪の少女も、天真爛漫で可愛いです(正体は公式サイトを見ればわかりますが、あえて書きません)。リズはめっちゃいい子です。

描写について。高校時代に戻ったようでした。教室や音楽室や化学室などが出てくるのですが、細かく描かれており、学校の中ってこんな感じだったなあって思い出しました。キャラクターの髪がふわっと描かれていたり、目がキラキラしていたり、細かい表情が素晴らしかったり、脚が良かったり、脚がよかったり。山田尚子監督もかつて女子高生だったのでしょうが、本当に高校時代が、女子高生が、女子高生の脚が好きなんだなあって思いました(褒め言葉)。

さて、ここからネタバレ。観たことある方向けの感想ですので、折りたたんでおきます。

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